【医療従事者が解説】犬の酸素室濃度はどれくらいが適切なの?

酸素室の酸素濃度って、どれくらいがいいの?

家庭用酸素室では、35〜40%前後を目安とされているぞ!
犬の酸素室を使うときに気になるのが、酸素濃度をどれくらいにすればよいのかという点ではないでしょうか。
一般的に、家庭用酸素室では35〜40%前後がひとつの目安になります。
ただし、すべての犬にこの濃度が正解というわけではありません。
この記事では、現役医療従事者でマルプーきなこの飼い主である私が、犬の酸素室の濃度目安、病気・状態別の考え方、濃度管理の注意点についてわかりやすく解説します。
- 犬の酸素室の濃度はどれくらいが目安なのか
- 35〜40%前後が目安とされる理由
- 心臓病や呼吸器疾患など病気別の濃度の考え方
- 酸素濃度を管理するときの注意点
- 在宅酸素ケアでオーツーペットを検討しやすい理由
愛犬に合った酸素環境を整えたい方は、酸素濃度の目安がわかりやすいオーツーペットが大きな力になってくれるでしょう。
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犬の酸素室は濃度35〜40%を目安に呼吸状態を見ながら使う

犬の酸素室では、酸素濃度35〜40%前後がひとつの目安になります。
この値は、実際の医療現場でも根拠ある数値として用いらており、酸素フードなどの医療用具を使用する際の目安とされています。
酸素フードとは?

エリザベスカラーにサランラップなどで下2/3を覆い、酸素をカラー内に供給するといった、カラーの中を酸素室のような状態にするといったもの。
医療用具がなくとも、実際に似たような高濃度の環境を再現する方法として、酸素室は非常に有用だと言えるでしょう。
酸素濃度35〜40%が適正値だとされる根拠について、医療従事者の立場からまとめました。
通常の空気より酸素を取り込みやすい環境を作れる
酸素室の濃度を35〜40%前後に保つと、通常の空気より酸素を取り込みやすい環境を作れます。
普段の空気に含まれる酸素は約21%です。

酸素室内の濃度が30%台まで上がると、愛犬が吸う空気に含まれる酸素の割合が増えます。
その結果、呼吸が苦しい犬や、心臓病・肺の病気で酸素を取り込みにくい犬にとって、呼吸を支えやすい環境になります。
40%を超える時間が長すぎると酸素中毒のリスクが高まる
酸素濃度は、高ければ高いほどよいわけではありません。
長時間高濃度の酸素が充満した場所にいると、酸素中毒を起こすリスクが高くなります。
酸素中毒とは?
高濃度の酸素を長時間吸い続けることで、体内の活性酸素が増えすぎ、肺や神経に負担がかかる可能性がある状態です。
つまり、酸素室では「できるだけ高濃度にすること」よりも、愛犬に合った濃度で安全に使うことが大切です。
特に家庭用酸素室を長時間使う場合は、自己判断で高濃度のまま使い続けないようにしましょう。
酸素濃度は数字だけでなく愛犬の呼吸状態と一緒に見る
たとえ35〜40%前後になっていても、愛犬が苦しそうにしているなら安心とはいえません。
反対に、酸素室内では落ち着いていても、外に出たあと呼吸が荒くなる場合は、使用時間や濃度の相談が必要になることがあります。
あくまで適正な酸素濃度の目安が35〜40%であるだけで、あなたの愛犬にあった酸素濃度もこの範囲とは限りません。
酸素濃度だけで判断せず、呼吸の速さ、姿勢、表情、元気の有無をあわせて確認しましょう。
- 呼吸の速さ
- 姿勢
- 表情
- 元気の有無
- 舌や歯ぐきの色
- 酸素室から出たあとの様子
酸素濃度だけで判断せず、呼吸の速さ、姿勢、表情、元気の有無をあわせて確認しましょう。
【医療従事者が解説】病気・状態別の濃度の考え方

酸素室を使用する際は、愛犬が患っている病気や一時的な状態に合わせた濃度にすることが推奨されます。
そのため、家庭用酸素室では35〜40%前後をひとつの目安にしながら、呼吸の速さ、姿勢、舌や歯ぐきの色、酸素室から出たあとの様子を一緒に確認することが大切です。
また、酸素室に長く入れたほうが良い場合と、そうでない場合もあるため獣医師と相談しながら最適な酸素濃度、入る時間などを確認しましょう。

代表的な疾患や、酸素室を使うことの多い場合における適切な酸素濃度についてまとめました。

心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)の場合
僧帽弁閉鎖不全症などの心臓病では、35〜40%前後を目安にしながら、呼吸状態を確認する考え方になります。
心臓病が進行すると、肺水腫やうっ血性心不全によって肺に水分がたまり、呼吸が苦しくなることがあります。

心臓が悪いから苦しい、というだけではないんだね!
心臓病による呼吸苦は「酸素が足りない」だけでなく、肺にたまった水分や心臓への負担も一緒に考える必要があります。
目安を35〜40%前後としつつも、呼吸数や咳の変化を見ながら、早めに酸素濃度の調整について獣医師へ相談しましょう。
呼吸器疾患(気管虚脱・肺炎)の場合
気管虚脱や肺炎などの呼吸器疾患でも、35〜40%前後を目安にすることがあります。
ただし、同じ呼吸器疾患でも、気管虚脱と肺炎では見るべきポイントが異なります。


肺炎は酸素を取り込む場所、
気管虚脱は空気の通り道に問題が出やすい病気なんだね。
同じ35〜40%前後を目安にする場合でも、肺炎では肺の状態、気管虚脱では気道への刺激も合わせて確認しましょう。
口を開けて呼吸している、舌や歯ぐきの色が悪い、横になれないなどの様子があれば、濃度調整よりも受診を優先してあげてください。
術後・回復期の場合
術後や回復期では、30〜35%前後から獣医師と相談する形が安全です。
心臓病や肺炎のように、明らかな呼吸苦や低酸素がある場合とは違い、術後の犬すべてに高い酸素濃度が必要とは限りません。
術後・回復期で代表的に使うことが多い場面は以下の通りです。
麻酔後や手術後は、痛み、疲労、体温の変化、呼吸の浅さなどによって、一時的に酸素を取り込みにくくなることがあります。
そのようなときに酸素室を使うと、愛犬を落ち着いた環境で休ませやすくなるでしょう。

人の手術も、全身麻酔から目覚めるまで酸素を供給し続けているね!
特に高齢犬や、心臓病・呼吸器疾患を持つ犬では、術後に呼吸が不安定な傾向があります。
術後・回復期に酸素室を使う場合は、30〜35%前後をひとつの目安にしつつ、愛犬の状態に合わせて獣医師と相談しながら使いましょう。
濃度を上げるときに知っておきたい4つの注意点

酸素濃度を目安に合わせても、酸素室内の濃度が常に同じ状態で保たれるとは限りません。
特に家庭用酸素室では、病院の医療機器のように細かく管理することは困難です。
そのため家庭で酸素ケアをおこなう場合は、以下のポイントにも注意しながら酸素室を使う必要があります。
濃度が高すぎる状態を自己判断で続けない
高濃度での酸素ケアでは、酸素中毒の危険性も忘れないようにしましょう。
必要以上に高い濃度を長時間続けると、愛犬に負担がかかる可能性があります。
「苦しそうだからもっと濃度を上げよう」と自己判断するのではなく、異変がある場合は動物病院へ相談しましょう。

様子がおかしいと感じたら、迷わずお医者さんに相談してね!
ケージの開け閉めで酸素濃度は下がりやすい
酸素室は、ケージ内に酸素を送り込み、通常より酸素の多い空間を作る仕組みです。

閉じ込めておくのが可哀そうな気がするから、、、
その気持ちは自然ですが、頻繁に扉を開け閉めすると、せっかく上がった酸素濃度が下がりやすくなります。
他にも、食事や水分補給、排泄、体位を変えるために何度も開け閉めすると、酸素濃度が安定しにくくなってしまうでしょう。
犬の体調によっては、立ち上がる、起き上がるといった動作だけでもかなりの体力を消耗してしまいます。
酸素室の効果を最大限にするには、可能な限り出し入れは最低限にしましょう。

酸素室内に、トイレや給水器を置いてあげるといいかも!
温度・湿度・換気も一緒に確認する
酸素室内の環境で特に気にしたいのは、温度・湿度・換気です。
ケージ内は閉じた空間に近いため、長時間使うと熱や湿気がこもりやすくなります。
さらに換気が不十分だと、愛犬にとって快適な環境を保ちにくくなってしまうでしょう。
それを防ぐためにも、オーツーペットのような、換気のための穴が酸素室の専用ケージについているレンタル会社を選ぶことがおすすめです。
温度・湿度は、酸素室内に設置できるペット用の温度計・湿度計で常に管理できるようにしておきましょう。
最適な酸素室環境についてのさらなる詳細は、以下の記事を参照ください。

酸素濃度計を使って室内の状態を確認する
出し入れを最小限にしていても、酸素室内が目安としている酸素濃度になっているとは限りません。
そんな時は酸素濃度計を使って、常に室内の状態を数字で確認できるようにしましょう。
- 酸素室内が目安の濃度に近いか
- 開け閉め後に濃度が戻っているか
- 長時間使用中に濃度が安定しているか
- ホースの位置で濃度が変わっていないか
などなどetc…
最適な酸素ケアの環境を用意して、愛犬にリラックスして過ごしてもらえるといいですね。
最適な濃度で在宅酸素ケアを考えるならオーツーペット

家庭で犬の酸素室を使うなら、酸素濃度を確認しやすく、愛犬が落ち着いて過ごせる環境を作れるものを選ぶことが大切です。
オーツーペットは、酸素濃度の目安がわかりやすく、専用ケージと組み合わせて在宅酸素ケアを考えやすい酸素室です。
- 酸素濃度の目安がどれくらいかわかりやすい
- 専用ケージで最適な酸素環境を作りやすい
- 24時間稼働を考えやすく夜間ケアにも使いやすい
- 初期費用0円で始めやすく料金も抑えやすい
- 操作がシンプルで初めてでも使いやすい
酸素濃度の目安がどれくらいかわかりやすい
オーツーペットなら、適切な酸素濃度の目安とされる35〜40%での濃度管理が非常に行いやすいです。
オーツーペットでは、流量調整ダイヤルのメモリごとに、酸素濃度の目安が案内されています。
流量調整ダイヤルで調整する場合、以下のメモリが酸素濃度の目安となります。
- 5で約90%
- 10で約50%
- 15で約35%
調節メモリによる数字の目安があることで、初めて酸素室を使う飼い主でも、酸素濃度をイメージしやすくなります。
ただし、これは酸素濃縮器から出る酸素濃度の目安です。
実際の酸素室内の濃度は、ケージの開け閉め、愛犬の出入りなどによって変わります。

メモリの数字だけでなく、実際の酸素室内の濃度と愛犬の呼吸状態を一緒に確認しましょう。
オーツーペットは、酸素濃度の目安がわかりやすいため、在宅で酸素環境を整えたい飼い主にとって検討しやすい酸素室といえます。
専用ケージで最適な酸素環境を作りやすい
在宅酸素ケアでは、酸素濃縮器だけでなく、愛犬が過ごすケージ環境も大切です。
オーツーペットでは、酸素濃縮器とあわせて使える専用ケージが用意されています。

オーツーペットが扱っている専用ケージなら、安心して使えるね!
ケージサイズも、小型犬〜中型犬まで使いやすいサイズ感なので、愛犬が横になって休めるスペースを作りやすいです。
- 高さ550mm
- 幅740mm
- 奥行き500mm
また、オーツーペットではプランによって専用ケージの費用が変わります。
12ヶ月プランでは専用ケージが無料、1ヶ月プラン・3ヶ月プランでは29,800円と案内されています。
料金やキャンペーン内容は変更される可能性があるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
長時間の稼働を考えやすく夜間ケアにも使いやすい
オーツーペットは、夜間や長時間の在宅酸素ケアを考えやすい点も魅力です。

夜中もペットの様子が気になっちゃうよね、、、
そのような不安に対しても、夜間や長時間の在宅酸素ケアを考えやすい点は、オーツーペットの大きな魅力です。
オーツーペットの酸素室は、24時間稼働を前提に使用しても問題ないことが公式FAQにて明言されています。
人用の酸素カプセルでも使用している酸素濃縮器ですので、長時間ご利用いただくことが可能です。
ただし、本体を長時間動かせることと、愛犬を24時間入れっぱなしにしてよいことは別です。
愛犬を何時間入れるべきかは、病気の状態や呼吸の様子によって変わります。
長時間使いたい場合は、必ず獣医師に使用時間の目安を確認しましょう。
初期費用0円で始めやすく料金も抑えやすい
愛犬に酸素室が必要かもしれないと言われたとき、最初に気になるのは費用面ではないでしょうか。
オーツーペットでは、月額レンタル料金以外に基本料金・設置料・発送時の送料はかからず、初期費用0円で始められると案内されています。

また、レンタルの期間は以下の3プランがあります。
- 12ヶ月プラン:月額税込13,200円
- 3ヶ月プラン:月額税込22,000円
- 1ヶ月プラン:月額税込27,500円
長く使う予定がある場合は、12ヶ月プランを選ぶことで月額料金を抑えやすくなります。
他の酸素室レンタル会社と比較しても、業界最安値クラスの料金設定なので、費用面の不安を減らしながら始めやすいでしょう。
操作がシンプルで初めてでも使いやすい
オーツーペットは、初めて酸素室を使う人でも扱いやすいシンプルさがあります。
愛犬の呼吸が苦しそうなときに慌てて使おうとしても、操作が複雑な機械だと焦ってしまうかもしれません。
そんな時でもオーツーペットは以下の3STEPで簡単に操作ができます。

家族にも共有しやすいため、夜間や急に呼吸が不安定になったときも落ち着いて対応しやすいでしょう。
オーツーペットなら、愛犬が休みやすい環境を整えながら、飼い主も管理しやすい在宅酸素ケアを考えたい方に向いています。
オーツーペットに関するよくある質問

ここでは、オーツーペットを検討している飼い主が事前に知っておきたい・解決しておきたい疑問をまとめます。

公式HPの情報をもとに、申し込み前に確認したいポイントをまとめたよ!
酸素室は愛犬の呼吸を支える在宅ケアとして役立ちますが、使用時間や効果の感じ方は愛犬の状態によって変わります。
申し込み前に不安を減らし、安心して酸素ケアを始めるためにも、気になる点を確認しておきましょう。
酸素室に愛犬を入れっぱなしでも大丈夫ですか?
酸素濃縮器本体は、長時間利用が可能と案内されています。
ただし、機械を長く動かせることと、愛犬を何時間入れてよいかは別問題です。
獣医師の指示に従って、以下の内容を確認しながら適切な時間での管理を行うことが望ましいです。
酸素室に入れるとすぐ効果は出ますか?
酸素室に入ることで、呼吸が落ち着きやすくなる犬もいます。
ただし、必ずすぐ効果が出るわけではありません。
酸素室は「病気を治すもの」ではなく、酸素の多い環境で愛犬の呼吸をサポートするものとして考えましょう。
酸素室を嫌がるときはどうすればいいですか?
まずは、酸素室の中を「入りたくなる場所」に近づけることが大切です。
ケージに入らない場合は、おやつやおもちゃなどでケージ内へ無理せず誘導することを試してみてください。

お気に入りの毛布などがあればそれも活用してみましょう。
入った後もいきなり長時間入れるのではなく、短時間から慣らしてあげてください。
費用はどれくらいかかりますか?
料金は、契約するプランによって変わります。
- 12ヶ月プラン:月額税込13,200円
- 3ヶ月プラン:月額税込22,000円
- 1ヶ月プラン:月額税込27,500円
月額レンタル料金以外に、基本料金・設置料・発送時の送料はかからず、初期費用0円で始められます。
また、専用ケージは1ヶ月プラン・3ヶ月プランでは29,800円、12ヶ月プランでは無料と案内されています。
料金やキャンペーン内容は変更される可能性があるため、申し込み前に最新情報を確認しましょう。
急な故障にも対応してくれますか?
サポートは、電話なら土日祝日を含めて9:00〜18:00に対応しています。
チャットやメールの場合は、遅くとも24時間以内に返信すると案内されています。

通常の利用方法で機械に異常があった場合は、交換対応が案内されています。
酸素が出ていない、動かないなどの異常を感じたら、まず連絡しましょう。
犬の酸素室濃度は35〜40%前後を目安にしよう

犬の酸素室を使う際は、35〜40%前後が最適な目安になります。
通常の空気に含まれる酸素は約21%なので、35〜40%前後に保てると、普段より酸素を取り込みやすい環境を作りやすくなるでしょう。
- 通常の空気より酸素を取り込みやすい
- 40%を超える状態では酸素中毒のリスクが高まる
- 数字だけでなく愛犬の呼吸状態と一緒に見る
また、心臓病や呼吸器疾患では35〜40%前後、術後・回復期では30〜35%前後から相談するなど、病気や状態によって調整が必要になるでしょう。
適切な酸素ケアを行うには、酸素濃度の数字だけでなく、愛犬の呼吸の速さ、姿勢、表情、元気の有無もあわせて見ることが大切だということです。
そのサポートとしてオーツーペットは、酸素濃度の目安がわかりやすく、専用ケージと組み合わせて在宅酸素ケアを考えやすい酸素室です。
- 酸素濃度の目安がどれくらいかわかりやすい
- 専用ケージで最適な酸素環境を作りやすい
- 24時間稼働を考えやすく夜間ケアにも使いやすい
- 初期費用0円で始めやすく料金も抑えやすい
- 操作がシンプルで初めてでも使いやすい
愛犬に合った酸素環境を整えたい方は、まずはオーツーペットの料金やレンタル内容を確認してみてください。
